東京上野建築散歩

先日、東京出張の際に上野駅近くへ宿泊したため、朝の上野公園から東京大学まで散歩しました。 上野周辺は、明治政府が「日本を強くし、人材と文化を育てるための環境」を整備したエリアであり、その息吹が今も確かに感じられます。

朝の公園では、大都会の中心でありながら、中高年の方々が散歩や運動を楽しんでおり、とてもすがすがしい雰囲気でした。

東京大学の建築は「建築探訪」でも多く取り上げられていますが、実際に歩いてみると素晴らしい建物が数多くありました。

貧乏旅行の際には、世界各地の大学の学食にお世話になりました(もちろん見学が主目的でしたが)が、東京大学のキャンパスの雰囲気はケンブリッジ、イエール、MITなどにも通じるものがあると感じました。

広場のスクエア、縦横に配置された建物群、レンガやレンガタイルの壁、豊かな樹木、そして自由に語り合える場など。 「学びの場の原型」を体現しているようでした。

中でも工学部4号館は、外観は権威的な印象でしたが、内部のエントランス空間はまるで人体に入っていくように柔らかく、包み込まれるような優しい空間で、感動しました。

弊社では、建築撮影に際し、地域の歴史も十分考慮しながら撮影を行いたいと考えています。