「ガウディとサグラダ・ファミリア」展 名古屋市美術館

愛知県名古屋市にある、名古屋市美術館で開催されている「ガウディとサグラダ・ファミリア」展 に行ってきました。

名古屋市美術館 – 芸術と科学の杜・白川公園内 – Nagoya City Art Museum

チケットを買うのに数十人が並ぶほど混んでおり、すごい人気でした。

ガウディをはじめて知ったのは学生時代に建築写真集を見て。また先輩が旅したスライドショーを見せてもらって、その造形に圧倒されました。

サグラダ・ファミリアは、当時完成まであと200年くらいかかるといわれていましたが、コンピューターの発達と観光地化による寄付の増大で2026年に完成予定とは。完成した教会を見たいものです。その頃はバーチャルで、リアルに近い状況で体験できるのでしょうか。

当時は分かりませんでしたが、内部は森を表現していたのですね。また何かで、サグラダ・ファミリアは街への楽器でもあるということを聞いたことがあります。

そういえば名古屋市美術館のある白川公園も人々の集まる都市の中の森のようです。

宗教的なことは分かりませんが、ガウディが生涯の仕事として、約40年無報酬で働いたというのはすごいことです。

暮らしていくために、仕事をすることは当然ですが、ささやかでも自分なりに生涯でこれをやったというものを残したいと思いました。

カラトラバや伊藤豊雄など現代の建築家にもガウディの影響があることも、この展覧会で理解できました。

図録も写真が豊富で、内容も素晴らしいと思いました。

名古屋市美術館での展覧会は3月10日までですので、是非。

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