CP+ カメラと写真映像のワールドプレミアムショー2024
今年の神奈川県横浜市で開催されているCP+に行ってきました。
CP+は、一般社団法人カメラ映像機器工業会 (CIPA) 主催のカメラと写真映像のワールドプレミアショーで、毎年この時期、開催されています。
キヤノンユーザーで建築写真を撮っている私が、カメラ業界の動向と利用できる面白い製品はないかという観点で見てきました。5年ぶりに見てきたのですが、コロナで3年間の中断があり、昨年はリアルで実施され、今年でコロナ後、2回目ですが、とにかくカメラ好き、写真好きが集まっていて楽しい雰囲気でした。
BtoBのものも多かったのですが、BtoCのもの、商業写真を撮っている人への製品より、趣味で撮っている人々への案内が多かったようで、写真の方向を感じました。
キヤノン、ニコン、フジ、ソニーなどのブースではリアルにフェンシングやダンスなどの様子を試写でき、楽しそうでした。
また、SIGMAのブースでは、数十年間の2500冊くらいの写真集を自由に見ることができ、ずっと見ていたいほどでした。
大学の写真クラブの展示も多くあり、楽しそうでした。
建築写真に利用できそうな面白い製品としては、ルミカの11.5mまで伸びる延長棒(延長棒は感電の危険性があるので利用には注意が必要ですが)、マルミの星空をきれいに撮れるフィルター、レタッチに必要なEIZOモニターや、モニターの色を整えるSpyderのセンサーなどに興味を持ちました。
EvotoというシンガポールのメーカーのAIレタッチソフトも効率的なようですが、人物写真のみで、早く建築のAIソフトも出してほしいものです。
LAOWAのレンズは個性的なものが多く、私も15mmシフトレンズ等を使っていますが、より広角のシフトレンズの発売をスタッフの方にお願いしておきました。
これからますますカメラ機材が向上し、さらに建築写真の表現が自由になり、面白い写真が撮れるようになると感じました。
2月25日(日)までですので、可能なら是非。楽しいですよ。あと、YouTubeでもいろいろ上げてもらってます。
雨の日で残念でしたが、また横浜港周辺もゆっくり撮影したいと思います。